このアルバムがリリースされて約1年になります。藤沢のシンガーソングライター藤森翔平くんは日夜、海の街で自分がこれから生きていく世界のことを考え、いま起こっていることを記録して、一枚のアルバムに仕上げました。時流とは全く別の場所から見た世の中、自分たちの毎日の中の世間を書いた素晴らしいアルバムです。サビという概念、またはグルーヴやサウンド、カルチャー、そして新しさや海外へのコンプレックスなどとは、まるで関係なく、母国語で自分の生活や街を歌うことは、冒険家や旅人と同じテンションの開拓であり、何かを基準していないので、100年後にもこの作品は残ると思います。僕の高校時代からの友人で有名な登山家Kくんのことを思い出しました。よろしければぜひ皆様、お買い求め頂けましたら嬉しいです。近々、彼のようなソングライターやリリシスト、詩人たちを集めたイベントも企画したいと思います。流行りの音楽ともよくあるインディー洋楽とも異なる才能あるソングライターこそ、日本の音楽のオリジナルであり、世界に誇れる音楽だと僕は思ってます。

藤森翔平「まぼろしの郊外」(MABP-0001)